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南予遺産の旅 10 八幡浜→三瓶
2017 / 11 / 30 ( Thu )
三瓶の鴫山姫塚の感動から5日後。

その三瓶を含めたルートで南予遺産旅を再開しました。

最近、職場の後輩らが三瓶でよく釣りをしていて、
この日も朝から出かけているらしいので、
行ったついでに、釣果を見に来たと、驚かせるのも楽しいかと、
早速、出かけてみました。

今回のルートは、

八幡浜 → 三瓶 → 保内 です。

八幡浜も保内も、大量ゲットできる町です。


今日は朝からいい天気です。

青空と青い海が繋がる、双海の海沿いを走り、
保内側から八幡浜入りしました。

ひとつ目の遺産が北部にあったからです。

保内と八幡浜を結ぶ旧道から、
山上の別格霊場・出石寺に通じる道をさかのぼります。

狭い谷間の日土地区に着くと、道端に小学校があります。

1つ目の南予遺産、「日土小学校中・東校舎」です。

校舎裏手の川にせり出した部分が印象的なデザインです。


来た道を戻り、国道197号線へ。

大型車は離合不可能な名坂隧道をくぐり、
八幡浜市内へ向かいますが、
愛宕山トンネルで市街地はスルーし、
そのまま、大洲方面へ向かいます。

もう少しで夜昼トンネルってところで、
左のミカン畑をジグザグ上り、
狭い山道を走って、昔の夜昼峠を目指します。

 小さなトンネルに出会います。
ふたつ目の南予遺産、「千賀居トンネル」です。

千賀居トンネル

 この路線は旧府県道大洲八幡浜線であり、開通は1907年(明治40年)であった。
道路が通じてからは乗合馬車が走り、鈴を鳴らしながら通ったという。
1971年(昭和46年)の夜昼隧道完成により、この路線は市道に編入され現在に至っている。

 千賀居トンネルは1905年(明治38年)に完成したもので、内部はレンガ造りで、垂直部はイギリス積み、アーチ部は長手積みに変化にしている。
道路より先にトンネルができたため、レンガは里道を馬で運んだといわれている。

 また、勾配を緩くするために、ぐるぐる回りながら高度を上げていくループ線のトンネルでは現役日本最古ではないかと思われ、土木学会の近代遺産ではBランクとされている。
我々は、先人の残したこの貴重な土木遺産を大切に守って行かねばならない。

諸元
路線名 市道白尾夜昼峠線
竣功 明治38年(1905年)
延長 17.00m
有効高 3.50m
全高 4.70m
全幅 5.40m
車道幅員 4.80m
土木学会 日本の近代土木遺産Bランク
管理者 八幡浜市産業建設部建設課





なかは白と赤のレンガに色分けされていました。

 反対側。
確かに、トンネルの上を道路が通っています。

 トンネルの上の道路。
確かにループになってました。



下山時に、市内方向を見晴らすと、
佐田岬の一部がチラ見できました。


この時点でもう、お昼どき。

早めに三瓶に行かないと後輩も帰ってしまうかもなので、
八幡浜市街地にある3つの遺産は後回し.

三瓶方面にある遺産へ。

でも途中のY字路で宇和の方に行く県道25号線へ。

予讃線を左に見ながら走っていたら、
県道の上を高架橋が左から右へ横切って行きました。

そこは夫婦岩と呼ばれている景勝地でした。


その高架橋が、八幡浜の南予遺産、「第二女夫岩橋梁」です。

夫婦岩公園の栞

文政年間(1818~1829)に松山藩の大学者野田夕陽が著した「伊予古跡志」の中に
「若山邑(村)に岩有り、夫婦岩と言う。
突兀(とっこつ)として並び立ち、大なるは高さ3丈8尺(約11.5米)小なるは3丈2尺(約9.5米)奇有り名儀を偶立するに取る」
と記してこの夫婦岩が昔から近在に名を馳せていたことを示している。
また言い伝えでは、この岩の真下の淵は大野ヶ原と大島の間を往き来する竜の休息場所で竜の潜んでいる間は此の淵の水が濁っていると言われたものである。
平成24年9月吉日 双岩実年会





次の南予遺産は、この高架橋のあるカーブから、
北の谷へ、分け入り上る山道を進みます。

谷の先に中津川という開けた場所があり、
いくつかの分岐を経て、田中山大元神社の前を通り、
再び森の中へ。

次の南予遺産は「中津川石積堰堤」と云って、
お山のなかにある古いミニ・ダムなのですが、
これが結構、行きづらいのです。

県サイトに、写真でルートを紹介したファイルがあります。

 → 遺産への経路(pdfファイル)

そちらも参考にして下さい。

僕は、つい、Googleマップのナビの云うことを聞いて、
全然違う林道に誘導されてしまいました。

倒木、落石、クモの巣、大変な道のりでした。


たどり着いた林道の終点は確かに、遺産には近そうでしたが、
道はまったくなく、沢音は聞こえてたけど、
それは急傾斜地の下の方で、無闇に下るのは危ない…。

Googleさんにだまされたぜ…。

愚痴をこぼしながら、引き返しました。

入口まで戻り、別の林道を探しました。

すると、少し戻ったところにありました。

近くに土砂流出防備保安林の看板があります。

正しい林道は、Googleマップには載っていません。

地区所有の私有道みたいな道だからです。

入口両脇に、チェーン規制するためのポールが立っています。

僕が訪れたときはチェーンはありませんでした。


この正しいルートは、ひとつ、気がかりなことがありました。

「堰堤に行きたい人は○○に電話して下さい」みたいな、
貼り紙があるとの情報を目にしていたからです。

電話しなきゃ行けないところを遺産にするなよなぁ。

ダメだって云われたら、どうするの?

でも、訪問時は結局、その貼り紙は見当たりませんでした。


コンクリート舗装された坂道を上ると、すぐ、
 地区の簡易水道施設がありました。
もう使われてないようで、水は溜まっていませんでした。

ここから歩きになります。

滑らない靴やヤブに負けない服装が必須です。

施設を回り込んでいくと、奥に踏み跡があります。


道に沿って、水道のパイプがずっとあります。

基本、水道のパイプと、左下から聞こえる沢音をたどって歩きます。


水源を管理するための道なので、
足場板で橋を架けてあったり、歩きやすいです。

でも、簡易水道施設が使用されなくなった今後は、
道がどんどん荒れていくと思います。


青い杭があるところで右に直角に曲がり、
少しの間、左の沢から離れ、高度を稼ぎます。

昔の集落か炭焼きの跡の石積みが現れます。

その中を登っていくと、
上方に、大きな岩塊があります。

 大岩の左横を進みます。


すると、左斜めに道が二手に分かれるところがあります。

左斜めに分かれる道は一見、道のようには見えませんが…。


左に道はやがて沢に向かって下っていきます。

沢音が大きくなったところで、上流を見ると、
 目指す堰堤がありました。

 「中津川石積堰堤」です。

 堰堤の下流には、水道施設への取水口があります。

ちなみに、近くには、
 沢じゃないところに堰のような石積みも。

僕はお山歩きに慣れているので、踏み跡も容易に見分けられましたが、
登山などしたことがない方は、ちょっと手こずるかも知れません。

そう云う意味では、一番、難所かも。


食べられるキノコだったら、持って帰ったのに…。


八幡浜で一番、ネックだった堰堤を廻り終えたので、一安心。

県道を引き返し、三瓶へ。


三瓶の南予遺産カードの配布施設は海端にある、
 「みかめ 海の駅 潮彩館」です。
道の駅の海版と云ったところでしょうか。

売店のレジでカード、いただきました。


南予遺産カードナンバー45 「お姫様の塚」。

ついでにお昼ご飯のおにぎり弁当を買い、
後輩が釣りをしている堤防へ向かいました。


国道を西へ進み、権現埼と云う岬を回り込んだ、
周木地区の港にある突堤へ。

お昼2時過ぎだったけど、まだ後輩らは釣り中。

一匹も釣れてなかったけどね。

すぐ目の前に、巴理島(昆理島)、離れたところに大島が、
穏やかな波間に浮かんでいる、心地いい漁港でした。

真下には青や赤、色鮮やかな熱帯魚が泳ぎ、
チョウチョウウオも混じってました。

時折、大きなチヌの黒い影が通るのですが、
当然、見える魚ってものは釣れません。

サワラの群れもいたけど、釣り針には無関心。

1時間ほど滞在し、南予遺産廻りを再開することにしました。

今年の夏に明浜の海岸線を巡った際、疲れてやめた三瓶の海岸線を、
十数年ぶりになぞりました。

ミカンで有名な真穴地区は、お山はミカン畑だらけ。

後で知ったのですが、川名津と云うところが、
鴫山の姫塚に葬られたお姫様が最初に上陸した白石の浜でした。

小高いところに、お姫様を祀った「姫宮大神宮」があります。

白石の浜に着いてすぐに追い払われたわけじゃなかったようです。

ここでも石に法華経を写経していたそうで、
姫塚を築くとき、ここの石も集めてお山に持って行ったそうです。

いつか、白石の浜から姫塚へ行ってみたいなぁ。


そのまま、国道378号線を道なりに走り、舌間地区から内陸へ。

八幡浜市街地へと戻っていきました。


つづく。
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