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気がつけば、しばらくぶりの皿ヶ嶺へ その3
2020 / 05 / 04 ( Mon )
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山頂から竜神平に戻ってきました。

身体も冷えたので、お昼ご飯の支度は小屋の中で始めました。

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愛媛大学山岳会竜神平小屋の入口。

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無人の小屋で、誰でも宿泊、休憩利用が可能です。

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ドア横の温度計は8度と、山頂より2度、低めです。

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小屋の中はシンプルで、左が二段ベット、右にテーブルセット。

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新しめのテーブル、大人数でも大丈夫。

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いつかは泊まってみたいベッド。

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入って正面の棚には備品など。

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発煙筒や絆創膏もありました。

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ノートのシリアルナンバーはまだ「No.1」。

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お願い、と云うか、最低限のマナー。

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蚊取り線香や、誰かの落とし物だろう、リモートスイッチ器具。

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さすがに、小屋の中は暖かい。

ちなみに、小屋の利用は自由ですが、使用料はチップ、カンパ制です。
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入口わきに鳥の巣みたいな料金箱があります。

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使用料100円、泊まりは500円をお願いします。

僕は100円入れて、お昼ご飯の支度です。

支度と云っても、お湯湧かしてカップラーメンの類いですが。

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コンパクトなこのバーナーを使ったのも久しぶりすぎる。

食事は外でします。
お湯を沸かす間に準備。

今回、登山靴を新調したほかに、新しく手に入れたものを持ってきてます。
折りたたみのイスです。

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こんなバッグのなかに、
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ポールの骨組みとシートが入ってます。

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テントのポールみたいに、パイプの中がゴムで繋がっていて、
穴に差し込んだり、ポール同士を繋いだりすれば、
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秒で骨組みが完成します。

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ポールの先端4カ所にシートの四隅を装着すると、
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イスのできあがりです。

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一応、150キロまでは耐えられるそうです。

これ、中国通販で買いました。
2000円ほどと格安です。
が、そこは中国通販、到着に2週間以上、かかりました。

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沸いたお湯を注いで、しばし、休憩。

フタの重し代わりに載せてるお箸も中国通販で買ったものです。20200417_0125.jpg
ネジで連結する携帯用のお箸です。
ケースも付いて300円ちょっとでした。

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今日のお昼ご飯。

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こんなロケーションでいただきました。
インスタントでも最高のお昼ご飯でした。

誰もいない、ひっそりとした湿った草原をぼんやり見てると、
下界の厭なことを少しの間、忘れることができました。

もっと早い時間に来てれば、正面の森の中を歩く遊歩道も楽しめたなぁ。

さらに云えば、もっと数日早ければ、真っ白な雪原を見られただろうに。


さて、このタイミングで、新調した靴の話もしておきましょうか。

皿ヶ嶺に数年ぶりに来たように、僕はしばらく、お山歩していません。
仕事が忙しくなったのが一番の理由なのですが、
ほかにいくつかある理由のひとつが、登山靴がない、でした。

愛用していた靴が劣化してしまい、代わりの靴をずっと探していました。
でも、値段とか機能とか、自分にあれこれ言い訳して買えずにいました。

前から気になっていた靴はありました。
靴と云うより、機能、です。
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買ったのは、大型店舗で売ってるサウスフィールド。

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靴紐がダイヤル式です。
スノーボードのブーツなどにも使われている機能で、
気になった瞬間に数秒で締めたり緩めたりできるものです。
脱ぐときも秒で、履くときも秒で、楽ちんです。

でも、新しいものを試すのは結構勇気がいります。
それも、街履きじゃなく、登山靴です。
お山の中で小さなことでも、なにかあったら、結構、へこたれます。
ワイヤーは細く、切れそうな気もするし、
ダイヤルも岩にぶつけたりしたら、すぐ壊れそう。

なので、故障したときのため、換えパーツをすでに取り寄せてます。
ちなみに、交換パーツは無料、送料も急がなければ無料でした。

履いてみた感想は、悪くなかったです。


ぽつり、ぽつり。

雨雲は待ってはくれませんでした。

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キレイにお片付けし、撤収。

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簡易なロックをして、小屋にお別れ。

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竜神様にも別れのご挨拶。

また、来られますようにと。

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なにか忘れ物をしたような気がして、幾度か振り返る。

でも、違和感の正体は背中のリュックと心が少し軽くなっただけ。


上林公園からの道をたどり戻ります。

どんどんと、高度を下げて行きます。

下界に戻るときの後ろ髪を引かれる、なんとも云えない寂しい気持ち、
ああ、こんな感じだったなぁと、思い出しながら。

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バッジか、ストックのリングか、誰かの落とし物かと思ったら、
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キノコでした。

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紫色の花。

風穴まで下りました。
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行きしに覗いてなかったと思い、
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石積みの中をちらり。

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路駐してたクルマ2台もとっくにいません。

バイクのシートは雨で濡れてました。

公園へ下って、トイレタイム。

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新しいトイレができてました。

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凍結の恐れがあるので、手を洗う水は外のポリタンクで。

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なかはとても清潔です。

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公園は標高が高い分、サクラは咲き始めたばかり。

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白い大きな花を咲かせる木。

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いのとん。

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そして誰もいなくなった…。

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と云うわけで、久しぶりの皿ヶ嶺でした。

あんど、

ブログも久しぶりでした。


久しぶりすぎて、誰も更新に気がつかないだろうなぁ。


ではまたいつか。

いや、出張したときに登った丘とか、書いてみようかな。

自粛ムードでヒマだから。


では。


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