抜戸岳遭難者 遺体で発見
2009 / 05 / 04 ( Mon ) 昨年12月、北アルプス抜戸岳で発生した雪崩による遭難事故は、
当サイトでも、“滑落事故相次ぐ"にて速報、 “抜戸岳雪崩、組織的捜索打ち切りへ"では捜索断念の報をアップしました。 遭難者2名の発見に至らぬまま、天候悪化で捜索は延期、打ち切りとなっていました。 2月に1名の遺体が発見され、もう1名の方も遺体となって発見されました。 時事通信から、
2月の塚田さん発見のニュースは、 産経新聞から、
雪崩など遭難、行方不明となった場合、 多くの犠牲者は雪解けた春まで遺体が発見されることはありません。 森が埋没するような大雪が降る地域では、 木の枝にぶら下がった状態で発見されることもあります。 森のケモノたちによって食い散らかされてしまうこともあります。 晴れマークが並んだこのGW、 何百、何千人の方が日本中の屋根を目指し、登山道を踏み固めてらっしゃることでしょう。 お山に登る目的は人様々。 でもそれが、行方不明の仲間を捜索するためだとしたら、とても切ない…。 身内の方も麓まで同行されてたんですね。 雪が遭難当時のままの姿で遺体を冷凍保存してくれていたことは、 山の神様が見せてくれた唯一の情けかも知れません。 |
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