手箱山の氷室の氷、例年の半分
2009 / 07 / 23 ( Thu ) この前の連休の19日、高知県いの町で「第19回 氷室まつり」が開催されたそうで、
2月に手箱山の氷室に納めた1トンの氷が取り出されました。 手箱山は標高1806.2m。 単独のお山では高知県最高。 (1893mの三嶺が最高峰ですけど北半分は徳島県) 読売新聞・高知から、
結構、残ってたんですね (^o^)すごい! 2月に行われた氷を納めた様子は観光協会のブログにも掲載されています。 → 観光 ~いの町~氷室の氷詰めの様子 参加者に振る舞われた大鍋がとても美味しそうです。 19日は、氷残量当てクイズに、本川地区に棲息する淡水魚を集めた源流水族館、 ウチョウ蘭展、釣り堀、餅つき、丸太切競争、宝さがしなどなど、とっても賑やかに催されたとのこと。 しし肉バーベキュー(1セット3,000円)、食べてみたかったぁ。 ※さっき、観光協会のブログを確認した所、「氷室祭り」の様子が掲載されてました。 → 第19回氷室まつり ☆前半☆ 江戸時代、お殿様に氷を献上する行事は日本中で広く行われていたようです。 大好きだったNHKの番組『タイム・スクープハンター』でも、 将軍さまに氷を献上する“お氷様はかくして運ばれた”の回がありました。 加賀藩が旧暦の6月、江戸の将軍家に献上物として氷を運んでいた実話をベースに、 現代のような冷凍輸送技術がない時代、刻一刻と融けてゆく献上氷を如何に運んだかを描いてました。 最短ルートを人足を交代しながら、昼夜を徹して駆け抜けてると、トラブルも発生。 交代要員の人足がいなかったり、お宝と間違えた山賊に襲われたり、取り返したり、 人足の一人が足を捻挫した場面では、お情けと称して献上氷で患部を冷やしてました。 “こころざし、みずにせぬうち、お裾分け” という川柳が紹介されてました。 また、江戸が近くなった途端、わざと氷を汚します。 毎回綺麗な氷だとそうでなかった時、失態と見なされるからだそう。 未来人が過去にタイムワープして歴史の教科書に載らない人々を取材する、タイム・スクープハンター。 復活してくれないかなぁ…。 最終回、タイムワープできなくなったシーンで終わっちゃったし。 手箱山の氷も高知城のお殿様に献上されたらしいです。 将軍様の献上氷を真似て涼を味わってたのかな。 加賀から江戸は途方もなく遠いけど、手箱山から高知のお城下なら近いもんです。 大きいまま、運べたと思うので、鰹のたたきを冷やすのに使ったりしてたりして。 (・∀・)たたき食べたい! |
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