掲示板とかで、四国は低山ばっかで「山がない」ってバカにする他県民がたまにいるけど、
マグマに核爆弾放り込んで、2000mオーバーのお山をボッコボッコ、造山活動させるわけにもいかないし、
あるのに無いとか、できるのにできないとか云ってるならわかるけど、
返せる言葉がないことを云う人、ホント、子どもですよね。
近所に日本アルプスとかあったら登るよ。
でも、「山がない」ってバカにする人たちだって、
近所にあっても、逆に再々は登ってなかったりするし、
選り好みして、メジャー以外は登ってなかったりするんじゃないのかな?
「んなこと云ったって…(ブツブツ)」文句を云うんだろうけど、
今日はやればできたってお話です。
読売新聞から、北アの150山 日帰り登山
17年かけ達成
富山、岐阜、長野、新潟県にまたがる北アルプス150山の日帰り登頂を、飲食店経営の青江豊二さん(65)(射水市太閤山)が果たした。
9月18日に最後の錫杖(しゃくじょう)岳(2168メートル、岐阜県)を踏破した。
17年かけた挑戦を振り返り、「やっと一区切りをつけることができた」と感慨深げだ。
青江さんは30歳で登山を始めたが、飲食店の経営で連泊できず、日帰り登山に熱中。
雑誌「山と渓谷」(山と渓谷社)の北ア全図に記載がある標高1000メートル超の山々のうち、資料などから登山道が確認できた150山への挑戦を始めた。
「登山口から山頂まで24時間以内で往復する」を条件とし、証拠として頂上での写真を残してきた。
日帰りが困難な3000メートル級や、やぶが茂って登山道がなくなっている山もあったが、「天候を読み、ペース配分まで綿密な計画を立てる」ことで克服。
2001年には、長野、岐阜県境の槍ヶ岳(3180メートル)や北穂高岳(3106メートル)など3000メートル級6山の登頂に成功。
06年には北アの最深部に位置し、通常3、4泊かかる赤牛岳(2864メートル)など4山を23時間53分で往復した。
目標達成へ最後の山となった錫杖岳は、岩場が多く、通常はロッククライミングで数日かけて登るという高難度。
青江さんは07年7月に一度挑戦したが、大雨による沢の増水のため、1800メートル付近で断念。
今回は、これを教訓に雪解け水などが減る渇水期を狙った。
9月18日午前6時半に登山口の槍見(やりみ)温泉(岐阜県高山市)を出発。わずかな足跡を頼りにクマザサのやぶをかき分けて、午後1時20分頃に山頂に到着した。
「屏風(びょうぶ)のように並ぶ穂高連峰は素晴らしかった」。
食事を終えた30分後には、道なき道を下山し、やぶの中では1度ルートを見失いながらも、慌てずに引き返し、登る際に葉っぱなどに付けた赤いスプレーの目印を頼りに午後6時頃、登山口に到着した。
北ア以外でも山登りをしている青江さんは、1993年8月以降、今年9月までに194か月の連続登山を続けている。
目標は、来年3月に迎える連続200か月。
近年の山岳事故の増加を「天候の読みも含めて準備不足がほとんど」とし、「これからも入念な準備で、安全第一で山登りの感動を味わいたい」と意欲は衰えていない。
こういう記事っていつも不思議に思うんですけど、
「○○登りました」「○○回達成しました」ってのは、誰が新聞社に知らせてるんですかね。
山岳会とか、クラブや同好会辺りから流れてるっぽい?
団体にも所属しない、マイペースでお山を楽しんでる人は、自分から言い出さないと誰にも知られないわけだけど。
逆に、百名山完登しても、「大したことじゃないよ」って云っちゃうような、
グレートな無名の登山家って、新聞もTVも取り上げてないだけで、意外といるのかもって思うこともあります。
「○ヶ月連続登山記録なら私も負けないわよ!」って人は多いかも。
でも、150山もの様様なお山を、それも日帰りというハードル付で達成したのは凄いですよね。
23時間53分歩きっぱって、体力、持続力も羨ましい。
高さはまさに雲泥の差、まるっきり違うけど、
地図上のにあるお山を、とにかくたくさん登るってことでは僕も同じなので、
僕も北アルプスの近所に住んでたら、同じこと、目指してたかも。
岩壁登攀必須なお山はNGだけど (^_^;)
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