人工スキー場は巨大なかき氷
2009 / 10 / 17 ( Sat ) いよいよ、スキー場の造雪作業が始まりました。
徳島新聞から、
神戸新聞から、
人工雪は、文字通り、人工的に作り出した雪で、スノーマシンで作られます。 長野など、寒冷地で使われてるスノーマシンは、大型扇風機とスプレーがひとつになったようなマシン。 ![]() スノーマシンの国内シェアの約80%を誇る樫山工業株式会社さんのHPから拝借いたしました <(_ _)> スキー場業界で樫山工業の名を知らない人はレストランのバイトくらい (^_^;) 樫山工業さんは佐久スキーガーデン・パラダってスキー場もやってるんだけど、 昔、パラダがオープンする直前、「来年、スキー場やるから来ない?」って誘われたことがあったんだよね。 いま思うと、人生の分岐点だったなぁ…。 えっと、スノーマシンのお話。 上記のマシンは、大気中に空高くスプレー状に微細な水の粒子を放出させ、凍らせて雪に変えます。 気温が氷点下じゃなく、プラス2、3度でも、ちゃんと雪に変わります。 (唇をすぼめると息が冷たくなる原理と一緒) でも、お天気になればまだまだぬくい四国みたいな南国では、真冬にしか使えませんので、 西日本のゲレンデで主に使われてるのは、スノーマシンとは名ばかりの、 実体は、巨大かき氷マシンです。 記事中の写真をよーく見ると、雪はホースから放出されています。 ![]() 据え置き型はこんなタイプで、氷を細かく粉砕したものをホースの先から放出します。 気温が圧倒的に高い環境でも造雪することが可能です。 SNO-LAという会社のマシンは、トラックと一体化したもので、日本中どこにでも移動できます。 ![]() 真夏の遊園地を真冬に変えることも出来れば、 ![]() 街中でウィンタースポーツ・イベント会場を作ることさえ出来ます。 写真はSNO-LAさんのHPから拝借したしました <(_ _)>感謝。 氷さえ手に入れば、どこでだってOKで、1時間当たり最大15トンも造雪できちゃうんだそうです。 さて、徳島からもうひとつ、スキー場の話題を合わせて載せておきます。 徳島新聞から、 だそうですよ。 造雪作業って真夜中にやるから、人件費が割高になって、一番、お金がかかるんです。 自然の雪がいっぱい、積もるといいですね。 今年こそ、冬らしい冬になって、松山も雪化粧になる日があるといいなぁ…。 |
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