2017 051234567891011121314151617181920212223242526272829302017 07  
スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--:--:-- | page top↑
韓国岳小五児童遭難 残念な結果に
2009 / 11 / 02 ( Mon )
ここ数日、報道されていた、宮崎県えびの市の韓国岳(標高1700m)登山道で起きた小五児童の行方不明/遭難。

宮崎日々新聞から、

山中で宮田君発見、心肺停止状態 韓国岳

 えびの市に入った連絡によると、宮崎、鹿児島県境の霧島連峰・韓国岳で行方不明になった小学5年宮田将希君(11)の捜索隊が2日午後0時半前、山中で宮田君を発見した。


少年が親からはぐれたのは10月31日。
朝日新聞によると、


小5遭難か、家族が見失う 宮崎・鹿児島県境の韓国岳

 31日午後3時20分ごろ、宮崎と鹿児島県境の韓国岳(1700メートル)を登山中、「子どもを見失った」と家族から宮崎県警えびの署に通報があった。
行方不明になったのは宮崎市大坪西2丁目、小学5年の宮田将希君(11)。
同署は遭難した可能性があるとみて消防などと捜索している。
 えびの署によると、宮田君は両親と祖父、妹の5人で31日午前11時20分ごろ、えびの市のえびの高原側から登山を開始。
宮田君は途中から1人で先に進んだといい、家族が頂上に着くと宮田君の姿がなかったため、下山して通報した。
 宮田君は身長約140センチのやせ形で、黒のパーカに紺色のジャージー姿という。


韓国岳は“からくにだけ”と読みます。
霧島山の最高峰で、鹿児島県霧島市、宮崎県えびの市、小林市の境界にまたがるお山です。
 ←ここ。

僕の経験上、子供(特に男の子)が家族らの先きを歩いてく光景は別に珍しいものではありません。
なにせ、子供の体力は無限ですからね。
大人より軽量・機敏、自ずと勝手にとっとと行っちゃうもんです。
逆に後ろにいたんじゃ、勝手に休憩でもされたら置き去りしかねません。

元気な子はホント元気で、たまの散歩ではしゃぐ犬みたいに、
親が肩で息する坂道も平気で走って登ったり、駈け降りてきてみたり、
自然がそうさせるのか、
一番は、大人みたいに明日のことなんか気にしなくていいからでしょうね、
子供は電池切れるまで活動しっぱなし。

1日の朝日新聞によると、

2合目付近で「先に行くね」と言って1人で進み、行方が分からなくなった。

そうです。

僕は子供の頃から“先行タイプ”だったので、先を歩きたがる気持ちがよく分かります。
通りすがりの大人に「一人で登ってるの? 偉いねぇ、元気だねぇ」なんて声かけられたら、
誉められたと勘違いもするだろうし、
“! 頂上に一人で登ったらもっと誉められるかも”なんて想像して、
犬と云うよりまるでサルみたいに、岩から岩へ飛ぶように登っちゃう。


でもそこがお山の怖いところ


秋の日は釣瓶落し。

日没により、本格的な捜索活動は、翌1日から大がかりに開始されました。
宮崎日々新聞から、

韓国岳で遭難男児 捜索続くも依然行方不明

 えびの市の韓国岳(標高1700メートル)登山中に31日から行方が分からなくなっている宮崎市大坪西2丁目、同市職員宮田康史さん(40)の長男将希君(11)=大淀小5年=の捜索が1日、引き続き行われた。
 えびの署や地元消防団、陸上自衛隊えびの駐屯地の隊員など約1200人が捜索しているが有力な手がかりはなく、同日午後2時現在、まだ見つかっていない。
 同日の捜索は、鹿児島県霧島市の陸上自衛隊国分駐屯地の隊員も参加し、午前6時半から始まった。
当初、強い雨と濃霧に遮られ、捜索は難航していたが、天候の回復を受け、午後から県の防災ヘリが上空から捜索を始めている。

南日本新聞からは、

韓国岳で小5不明、捜索続く

 10月31日、家族で韓国岳に登山中、行方不明となった宮崎市大坪西2丁目、大淀小学校5年、宮田将希君(11)の捜索は1日も、早朝から夜まで警察や消防など約1100人態勢で続けられたが、発見できなかった。
2日も同規模の態勢で捜索を始めた。
 1日は、激しい雨と霧の中、午前6時すぎに、えびの署や霧島市消防局、陸上自衛隊国分、えびの両駐屯地の隊員らが周辺登山道から捜索を開始。
霧の晴れ間を見て、鹿児島県警のヘリなど3機も捜索に加わった。
 えびの署などによると、「大浪池周辺で将希君に似た男の子を見た」との情報が寄せられたため、同池を中心に、主に韓国岳の南西側一帯を捜索。
滑落の可能性もあるため、池の周囲やがけ下、沢筋を捜したが、手がかりは得られなかった。
 父の康史さん(40)は「山に入り訳が分からなくなっているのだと思う。今晩何とか頑張って持ちこたえ、明日こそ無事帰ってきてほしい」と話した。



捜索活動は二重遭難の恐れがあるため、日没を区切りに一旦打ち切られます。
毎日新聞から、

韓国岳の小5不明:父親「どうか無事で…」 手がかり依然不明

 どうか無事でいて--。
えびの高原の登山口から家族5人で韓国(からくに)岳(標高1700メートル)に登ったまま行方がわからなくなっている宮崎市立大淀小5年生の宮田将希君(11)。
一夜明けた1日も早朝から県警、消防署、自衛隊員ら約1100人態勢で捜索を再開した。
しかし、未明からの雨と濃霧で視界が悪く、依然消息はつかめていない。
この日の捜索は午後5時で打ち切った。
将希君は身長140センチでやせ形。白い長袖シャツの上に黒色のパーカー、紺色のジャージー姿。
リュックにはおにぎりとお菓子、ペットボトルのジュースなどが入っているという。

 将希君は昨年から家族といっしょに韓国岳を登るのを楽しみにしていた。

 「家族で登るのは初めてで、将希も楽しみにしていた。『お父さん早く、早く』とはしゃいでどんどん先に登ってしまった」と父親の康史さん(40)。

 昨晩、康史さんは「えびの高原温泉ホテル」のロビーで眠れぬ一夜を明かし、早朝から祖父とともに捜索隊に加わった。

 また、母親と妹はホテルで待機。
疲れ切った様子で雨空を見上げていた。
「昼前にはぐれたので、いっしょにお弁当も食べられなかった」と周囲に話していたという。

 31日は好天で登山客も多く、頂上から南西1・8キロの大浪池へ向かうルートや、同ルートの途中の避難小屋付近で少年を見かけたなどの目撃情報も寄せられた。
しかし、手がかりは見つかっていない。
同高原のこの日の気温は13度まで下がり、少年の容体が心配される。

 会見した康史さんは「すごく寒いと思う。とにかく今晩は頑張ってほしい。明日、必ず見つけるから……」と目頭を押さえ、言葉を詰まらせた。

 「将希は元気な子だが、怖い所には行かない。危険な所には行ってないと思う。以前、白鳥山に登ったことがあり、そこから見える韓国岳を見て『今度はあそこに登ろうね』と話していた」などと語った。

 2日も午前7時半から大浪池周辺の沢や崖(がけ)下のほか、韓国岳の西、東側にも範囲を広げて捜索する。

 ◇身近な山に潜む危険

 韓国岳は霧島連山の最高峰とはいえ、標高約1200メートルのえびの高原登山口との高低差は500メートル。
登山道も整備され、「幼稚園児からお年寄りまで」が登れる山だ。
ただ、5合目付近から上は深く落ち込んだ火口壁があり、頂上からは複数の登山路が分かれている。
これまでも家族やグループにはぐれ、道に迷った小中学生の遭難騒ぎが起きている。

 行方不明の小学生は、2合目付近で家族と離れ、先に登ったという。
家族から最初に連絡を受けた自然公園財団えびの・高千穂河原支部の満田宗雄所長は「(脇道や谷のない)2~3合目付近で道に迷うことは考えられない。31日は360度見渡せるような好天で、登山者も多かった。目撃者は多いはずだが」と話す。

 霧島の山に精通し、捜索にも加わっている霧島ネイチャーガイドクラブの古園俊男会長も「道に迷うとすれば、頂上に着いてから」と見る。
頂上からは大浪池を目指すルートと、縦走ルートに分かれている。
縦走路付近はけもの道も多い。
03年8月には、韓国岳に登った鹿児島県の中学生1人がグループとはぐれ、翌日に新燃岳付近の山中で見つかった。

 満田さんや古園さんによると、昨年春にも学校登山の子供1人が大浪池ルートに迷い込む騒ぎがあった。

 「登りやすい山なので、元気な子供は飛ぶように登り降りする。別の登山者の後について他のルートに迷い込む例もある」と古園さん。
満田さんも「子供はどんな行動をするか分からない。常に家族やグループと離れないよう、一緒に行動することが大事」と注意を呼びかけている。



そして、今日、2日。
西日本新聞から、

韓国岳 小5発見 心肺停止 不明3日目 登山道下の沢近く 

 宮崎、鹿児島両県境の韓国(からくに)岳(1700メートル)で家族と登山中に行方不明になっていた宮崎市大坪西の大淀小5年宮田将希君(11)の捜索は2日午前7時半に再開。
午後0時26分ごろ、韓国岳頂上から大浪池に下る8合目付近で宮田君を発見した、と宮崎県警などの捜索本部が発表した。
鹿児島県霧島市消防局によると、心肺停止状態という。
捜索本部は、宮崎県の防災ヘリで宮田君を病院に搬送する方針。

 捜索はヘリコプター3機と約1200人態勢で実施。
宮崎県警などによると、天候が回復したことから、韓国岳頂上や目撃情報のあった鹿児島県側の大浪池周辺を中心に、1日よりも範囲を広げて捜していた。
発見した霧島市消防局によると、宮田君を見つけたのは大浪池の北側にある避難小屋から北東約500メートルの地点。
登山道から西側20メートル下の沢付近に仰向けに倒れていたという。

 宮田君は10月31日に両親と妹、祖父の家族5人で登山。
宮崎県側のえびの高原(約1200メートル)から入山し、2合目(約1400メートル)付近から1人で先に進み、行方が分からなくなっていた。

 県警によると、パーカーに長袖シャツ、ジャージーを着用。
500ミリリットル入りペットボトルのジュースとおにぎり2個、少量のスナック菓子を持っていたという。

 宮崎地方気象台によると、韓国岳のある宮崎県南部は、1日に雨が降った。
地元ホテルによると、えびの高原の2日朝の気温は約5度と冷え込んだという。


また、共同通信では、

韓国岳で男児発見、心肺停止状態 頭部に外傷、小5行方不明

 宮崎、鹿児島県境にある霧島連峰・韓国岳(1700メートル)で行方不明になった小学5年宮田将希君(11)=宮崎市大坪西=を捜していた宮崎県警などの捜索隊が2日午後0時半前、登山道から約20メートル下の沢で男児を発見した。
服装から将希君とみられる。
鹿児島県霧島市消防局によると、男児は心肺停止状態で、頭部に外傷があるという。
 えびの市によると、発見場所は将希君の目撃情報があった大浪池近くの避難所から約500メートル離れた場所。
消防関係者によると、将希君は沢であおむけに倒れており、発見時、既に意識がなかったという。


その後、宮崎県の防災ヘリコプターで同県小林市の病院に搬送され、
午後3時12分、死亡が確認されています。


家族らの詳細な登山ルートは不明だけど、韓国岳の北西のえびの高原側から登山を開始したことは分かっています。
けれど、少年が発見された大浪池近くの避難所近くは韓国岳の南西です。

勝手な推測ですけど、家族らよりずっと先に山頂に到着したものの、
なかなか上がってこないので、待ちきれず、降りてみようとして、
大浪池の方へ下るグループの後について間違った方へ下山しっちゃったのかも。

やがて大きな大浪池に出て、登って来た時、こんな池、見てないぞ!ってなって、
焦って引き返そうとした時に分岐やけもの道に迷い込んでしまったか、
ちょっとトイレのつもりで森の中に入ったら道に戻れなくなったか。

TV報道で見た韓国岳はかなり紅葉していて、落葉も進んでいました。
夏ならヤブっているところも、秋になると枯れて見通しがよくなります。
道のように見えることがあって、間違えて入り込んじゃう可能性もあるなって思いました。

頭部に外傷があることから、最後は森の中を迷ってる時に足を踏み外してしまったのでしょう。

韓国岳では過去にも迷走事例が多数報告されているそうで、
親からはぐれた子供が森に迷い込むのは簡単でしょう。

だからって、親が目を離さなければ…、なんて云うのは、後からならなんとでも云えること。
子供の「先に行くね」の“先”は、ちょっと先に行って待ってるくらいで、
まさか山頂までひとりでホントに登っちゃうとは思わないでしょう。


一番最悪なのは、
この季節、山で雨に濡れるととても危険です。

家族が入山した31日の天気は晴れ。
宮崎市の記録ですが、最高気温が24.8度、最低が12.3度で、登山に最適な一日でした。
けれど、31日から1日にかけて天候が一変。
冬型の気圧配置によって北海道旭川では11センチの積雪を観測、
松山も冷たい雨が降り、初冬を思わせる冷え込みとなりました。
この秋一番の冷え込みを観測したえびの高原の午前8時の気温は4、5度
計算上、山頂付近は1、2度しかなく、風が少しでも吹けば体感温度は一気に氷点下です。
雨露をしのげる格好じゃなかったずぶ濡れの子供が凍死するには十分すぎる条件が揃ってしまいました。


子供とすれ違った登山者達も、あの時、声をかけていれば…と後悔されてることでしょう。


自然は無慈悲です。

子供だろうが容赦してくれません。


合掌。
関連記事

19:00:07 | コメント(回答)(1) | page top↑
遭難まとめ 10月16日~21日<<古い方< 最新記事 >新しい方>>遭難まとめ 10月22日~30日
コメント
--シェアさせていただきました--

はじめまして。この時期になると思い出す遭難事件です。自分もほぼ同じ場所で迷ったことがあるので、捜索に参加できなかったことをいまだに悔しく思います。管理人様、これからもどうぞご安全に。
by: 日暮肝臓 * 2015/11/01 12:22 * URL [ 編集] | page top↑
コメントの投稿














←管理人以外は読むことができないメッセージにしたい場合はチェックを

「バカ」「アホ」「変態」「狂」... 使いようによっては他人を不愉快にさせるワードは投稿不可となっています、ご注意下さい。

コメントいただくのはとてもうれしいんですが、
「送信」ボタンを押す前にいま一度、読み返してみて下さい。

「よく読んでもらえば分かる」「行間を…」ということを相手に望むのはわがままです。

お怒りな場合でも、大人な対応でぜひ、よろしくお願いします。 <(_ _)>

お山でも町でもメールでも、自分がイヤなことは他人にしてはいけませんよね。

なお、当ブログは一個人のブログです。
コメントの削除や受信拒否の設定をする・しないも正直、私個人の勝手です。
不愉快だと思ったコメントはばっさり削除します。
違う意見を持つ人と共存できないクレーマーと判断したら、即、ブロックします。

相手が聞く耳を塞いだら、どんなに正論でも一生届くことはないでしょう。

いろいろ、すみませんが、ご了承下さい。

遭難まとめ 10月16日~21日<<古い方< 最新記事 >新しい方>>遭難まとめ 10月22日~30日
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。