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石鎚トイレフォーラム
2010 / 06 / 22 ( Tue )
富士山や屋久島のトイレ問題はよく話題に上りますが、
石鎚についてのトイレ事情を考えるフォーラムが開かれたそうです。

産経新聞から、

景観、水質汚染を懸念 石鎚山トイレフォーラム 愛媛・松山


調講演でトイレットペーパーとティッシュの水溶比較実験を行う上代表(右)と白石委員長調講演でトイレットペーパーとティッシュの水溶比較実験を行う上代表(右)と白石委員長

 愛媛県西条市と久万高原町にそびえる石鎚(いしづち)山(標高1982メートル)を訪れる登山客のための公衆衛生施設の整備について話し合う「石鎚山トイレフォーラム」が、松山市内で開催され、登山や自然愛好家ら約100人が参加した。

 石鎚山の旅館や登山愛好家、学術経験者などでつくる「石鎚山トイレ問題実行委員会」(白石崇委員長)が主催。
NPO法人「日本トイレ研究所」の上幸雄代表は基調講演で、富士山や立山などを例に挙げて現地の公衆衛生施設に対する取り組みを紹介した。

 パネルディスカッションには環境省中四国地方環境事務所の徳丸久衛所長を招き、環境負荷の少ないトイレの新設や携帯トイレの普及、啓発活動の必要性などを議論した。

 西日本最高峰の石鎚山には年間数万人の登山客が訪れるが、8合目から頂上までのトイレが不備なため、登山道付近での景観汚染などが指摘されている。

 フォーラムに参加した松山市の男性は
「景観汚染に加え、水質汚染も懸念される。愛媛のシンボルを守るため、できることから始めたい」と話した。


お山に登る前にちゃんと用を足していても、
登山道の途中でお腹がくるっくぅ~(◎-◎;)!!って急に痛くなったりすることがあります。

朝食の食べ合わせが良くなかったり、道中の車で揺られすぎたり、
腹痛は時間差で急に襲ってくるので厄介です。

石鎚山くらいの高山になると、気圧の変化で腸の中の空気が膨張して、お腹がぱんぱんになったりも。

登山道の途中にトイレがあれば最高なんですが、
街なかだって、トイレが見つからない時があるのに、山の中にトイレなんかそうそうありません。

まさに修羅場 (>_<)ぐるるるぅぅぅぅ


石鎚のトイレは、表参道なら成就社、裏参道なら土小屋。

 土小屋のトイレはいつ利用してもきれいで、お掃除してくれてる方々、ご苦労さま、ありがとうございます。
  <(_ _)>感謝っ!

鎖下の小屋にもありますが、あそこは側を通るといつもぷ~んと匂う状態。

山頂は山頂小屋の外にあるけど、夏はいつも順番待ち。

昔はよく、土小屋からの登山道の途中にある水場で喉を潤したりもしたんですが、
山頂の人混みを想像しちゃってこの頃はパスしています。

お世辞にでも石鎚のトイレ事情は良い状態じゃありません。

そこらのお山なら森の中でちょっと失礼…ってしても、
森に棲む動物たちの排せつ物の量に比べたら微々たるものだけど、
石鎚ぐらいになると半端なくて、バクテリアの分解能力を越えて環境汚染を招きかねません。


お山ではバクテリアが排せつ物を分解するバイオトイレがよく利用されています。

以下の写真は、久万の四国霊場岩屋寺境内でみかけたバイオトイレです。


山間のキャンプ場などにも導入が進んでいますね。

お釣りが返ってくるぽっちゃんトイレと比べれば快適そのものです。

汲み取った分を人力で担ぎ降ろしてる屋久島では、携帯トイレの利用を呼びかけていますし、
ボランティア頼りじゃ保たないので、入山料も検討されています。

それに比べたら、石鎚はまだいい方ですが、
いまのうちに手を打っておけば、5年後、10年後はもっと快適になるでしょう。

石鎚の水を飲み、石鎚の水で育った野菜を食べてる我々がちゃんと考えていかんといかんね。
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23:08:02 | コメント(回答)(1) | page top↑
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コメント
--バイオトイレ--

はじめまして、バイオトイレ良いですね。ご紹介させて下さい。
by: あずま * 2013/02/19 17:14 * URL [ 編集] | page top↑
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