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八甲田山、登山道の閉鎖を解除
2010 / 07 / 02 ( Fri )
滞留した火山性ガスで女子中学生が亡くなった八甲田山では、
事故発生直後からすべての登山道が閉鎖、通行止めになっていましたが、
各所でガス測定が行われた結果、
硫化水素は検出なし、二酸化炭素も通常値だったため、
昨日1日、午後4時半をもって閉鎖が解除されました。

この夏、八甲田山にチャレンジしてみようと思ってたみなさんにはひとまず朗報です。

読売新聞から、

登山道の閉鎖を解除 酸ヶ湯中2死亡
火山ガス未点検区域残る


20100701-169824-1.jpg
上空から撮影した女子中学生が死亡した山中。左下の破線内が現場周辺。
右上の建物は酸ヶ湯温泉(6月25日撮影、県防災消防課提供)

 青森市の酸ヶ湯温泉近くの山中で女子中学生が死亡した事故を受け、登山道を閉鎖していた県は1日、点検の結果、事故原因とみられる火山ガスは検出されず安全が確認できたとし、閉鎖を解除した。
ただ、事故現場を含む登山道以外の区域は所管外であるため点検が実施されず、県はこうした区域に立ち入らないよう看板などで注意を呼び掛ける。

 県観光企画課によると、点検したのは6月30日と今月1日の2日間。
登山道やそこにつながる周辺の計8ルートで火山ガスが発生していないか調べた。
いずれでも硫化水素は検出されず、二酸化炭素も通常値だった。
この結果や有識者の検討も踏まえて県は1日午後4時半、閉鎖を解除した。

 しかし、女子中学生らの通った脇道や現場の小川沿いなどは国が管理する国有林であるため県の点検は実施されていない。
これらの区域にはもともと、山菜採りに訪れる人が多いが、安全確認や原因調査を今後どうするかの協議は、環境省や林野庁との間で進んでいない。

 このため県は、閉鎖を解除する一方、登山道の入り口計8か所に看板を設置するほか入山者にチラシを配るなどして、登山道以外を歩かないよう注意を呼びかける。

 県観光企画課は、「登山道以外からでも山菜採りに入ることはでき、山全体を規制することはできない。
立ち入らないよう注意を呼びかけ、入山者を信じるしかない」としている。


陸奥新報から、

死亡事故で閉鎖の八甲田登山道解除

 青森市の八甲田山系山中で火山性ガスが原因とみられる死亡事故が発生したのを受け、国や県などが実施した北八甲田登山道の合同点検が1日に終了し、県は同日「火山性ガスに関する危険はない」として事故直後から全面通行止めとしていた県管理登山道の閉鎖を解除した。
会見した馬場良夫県商工労働部観光局長は「安全が確認されたのは登山道のみ。
今後も登山道外の危険な場所には立ち入らないで」と呼び掛けた。
しかし、登山道外の調査や安全対策については「県の管理ではないので関係機関との協議が必要」と説明した。
 合同点検は環境省、林野庁、県、同市、八甲田振興協議会の関係5団体が、30日から2日間実施した。
 30日は管理者不明の登山道を中心に3ルート、1日は事故現場付近を通る酸ケ湯温泉入り口―仙人岱など県管理の3ルートと、管理者不明の2ルートを延べ48人が歩いて調査。
計66地点で、火山性ガスの濃度を検知器を使い測定した。
 1日は、酸ケ湯キャンプ場管理棟に設置された現地本部で、関係団体の代表者や弘前大学理工学部の鶴見実教授にガス測定の結果を報告。
硫化水素は全地点で検知されず、二酸化炭素はいずれも人体に影響のない数値だったため、協議の結果「全8ルートにおいて火山性ガスに関する危険はない」との判断を下した。
 鶴見教授は閉鎖解除に当たり「ガスの濃度は気候や地形などの条件次第で変わる」と警告。
「山菜採りの人は登山道を外れどこに立ち入ってしまうか分からない。
注意を促す掲示をするなどの啓発活動に努力してほしい」
と要望した。
 これを受け、県は同日午後4時半に閉鎖を解除。
酸ケ湯温泉の登山口2カ所に設置していた立ち入り禁止の看板を撤去し、登山道を外れないよう注意喚起する看板に立て替えた。
 県庁で会見を開いた馬場局長らは、3日までに、県管理以外の登山道入り口を含め計8カ所に同様の看板を設置するとともに、八甲田振興協議会に協力を求め、八甲田周辺の観光施設利用者にもチラシや掲示で登山道を外れないよう呼び掛ける方針を示した。
 しかし、死亡事故のあった場所を含めた登山道外について、実地調査や危険個所への看板、柵の設置などの安全対策を取るかどうかは未定。
「県管理の場所ではないので越権になりかねない。
関係機関との連携協議が必要」とした。
 酸ケ湯温泉代表取締役社長で八甲田振興協議会会長を務める逢坂光夫さんは
「事故以来宿泊客からのキャンセルが相次ぎ、温泉利用者も減っていたので、安全が確認されほっとした。
夏山を多くの人に楽しんでもらうためにも、登山道の安全を一刻も早く周知させたい」
と胸をなで下ろしていた。


恐れてばかりいても始まりません。

八甲田山は1万年経っても火山であり続けるんですから、
登りたかったら、人間が気を付けて登ればいいんです。

「火山を登っている」と云う意識を常に忘れず、
相手は目に見えない硫化水素も二酸化炭素だけど、
移動はガスが滞留しやすい凹地を避け、
休憩時も、見晴らしの良い場所か、風の通りが良い場所で休むようにすれば安全です。

火山に限らず、どこのお山でも同じことですが、
いくら整備された登山道や遊歩道でも、100%命が保証された遊園地気分で歩かないことが大事です。


夏休み前に閉鎖が解除されてよかった反面、
八甲田山を訪ねる人は、火山の裏の顔を知らない人が圧倒的に多いかも知れません。

女子中学生が亡くなった事故すら知らない人もどんどん来るでしょう。

不用意な人がほとんどだと思って、
チラシでもアナウンスでも登山口の注意看板でもなんでもいいので、
火山は時に牙を剥くことがあるって伝え続けて欲しいです。
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